日大二高からの日大への内部進学

日大二高とは?

東京都杉並区にある、日本大学の付属校で、中学校・高等学校の中高一貫教育校です。設立は昭和2年と、とても伝統のある学校です。当時は旧姓の付属中学として誕生しました。昭和24年に女学校を合併して男子校から男女共学校へと変わって今に至ります。

日大二高のコース分け

日大二高では、2年生になると、まず、文系クラスと理系クラスに分かれます。そして3年生になると、それぞれが国公立大学などを主に目指すクラスと、日本大学への内部進学を目指すクラスに分かれます。それぞれの中には、他の難関私立大学を目指す生徒もいます。

図にするとこのようになります。

*日大二高公式ホームページより一部次改変

日大二高の生徒のうち、日本大学への内部進学をする生徒は32.7%ほどです(公式ホームページより)。毎年、大体100-120人前後の生徒が日本大学に内部進学しています。

日大二高の進路指導

日大二高では、生徒自身で自分の進路について考えて選択することができることを目標に、進路指導行事はもちろん、その他の学校生活全般において自己キャリアや未来について考えさせるように様々な工夫がなされています。

学力テスト関係

  • 日本大学基礎学力到達度テスト
  • 基礎学力診断と学習調査
  • 進路適性検査
  • 実力テスト(年2回)
  • 外部業者による模試の実施と結果の活用

キャリア、進学関係

  • キャリアガイダンスおよび大学別ガイダンスによる就職情報や大学での講義内容などの共有(1、2年生合同)
  • 大学学問研究(夢プログラムナビによる)
  • 日本大学各学部進学説明会
  • 卒業生による受験体験説明会
  • 進路講演会や面談による文理選択のサポート
  • 職業調査やオープンキャンパス、ボランティア体験のレポート
  • 一日医師、看護体験(希望者のみ)
  • オープンキャンパスや日本大学各学部進学説明会への参加(3年生)
  • 日本大学推薦入学試験説明会
  • 進路講演会および面談による最終進路先の決定(3年生)

学力強化関係

  • スタディサプリも利用した補修や講習
  • 春期講習
  • 夏季の英語四技能試験対策講座(希望者のみ)
  • ポートフォーリオ作成
  • GTECおよび英検受験
  • 小論文対策練習
  • 進路適性検査(3年生)

入試対策関係

  • 志望理由書の作成練習および作成
  • 指定校推薦・公募制推薦・AO入試の出願指導・面接練習
  • 日本大学基礎学力到達度テストの成績による日本大学附属推薦の指導
  • 大学入試センター試験および一般入試の出願指導
  • 大学入試センター試験の自己採点結果による出願指導
  • 一般受験対策特別授業
  • 推薦合格者のための教養講座

卒業生の進路の特色

日大二高の卒業生で日本大学に内部進学する生徒は大体3割程度で、他の卒業生のほとんどは他大学への進学をしています。特に日本大学への内部進学が多いということはありません。

また、男子の半数近く、女子の3、4割が理系の学部を選択しているのも特徴です。

日本大学に内部進学するためには?

日大二高から日本大学に内部進学を希望する場合、附属推薦制度を利用することになります。附属推薦制度には三種類の制度があります。

附属推薦の三種類の制度

日大二高から日本大学へ内部進学するための3つの制度と内容を紹介します。このうち、1の基礎学力選抜と2の附属特別選抜については、国公私立問わず他の大学などへの進学や就職など他の進路を選択することはできません。3の国公立併願方式については、国公立の大学に限って併願することができます。

1・基礎学力選抜

 日本大学の全ての付属校では、高1—高3までの4月下旬と高3の9月下旬に「日本大学基礎学力到達度テスト」が行われるのですが、そのテストの順位によって希望の学部・学科に推薦される制度です。附属推薦制度の中心になっていて、附属推薦制度での募集枠のうち7割を占めています。

2・附属特別選抜

高校内部での推薦会議後に、高校3年間の成績(評定平均)と面接・実技などを学部・学科ごとに総合的に評価して決定する制度で、年度によっては実施しない学部・学科もあります。附属推薦制度での募集枠のうち3割近くを占めています。

3・国公立併願方式

基本的には1の基礎学力選抜と同じで高1—高3までの4月下旬と高3の9月下旬に行われる「日本大学基礎学力到達度テスト」の順位によって希望の学部・

学科に推薦される制度ですが、基礎学力選抜と異なり、国公立の大学に限って併願することができます。もし、国公立の大学に受からなければ必ず日本大学に進学する義務があります。募集枠はとても少なく、年度によって実施しない学部・学科もあります。

ここに記した3つの附属推薦制度では、日本大学の各学部・学科の募集枠に附属推薦での人数が満たなかった場合に11月下旬に「追加募集」をすることがあります。

重要な「日本大学基礎学力到達度テスト」

日大二高から日本大学へ内部進学する場合にとても重要なのが全ての日本大学付属校で実施される「日本大学基礎学力到達度テスト」の成績です。このテストは高1—高3の4月下旬と高3の9月下旬に行われる全ての日本大学の付属校共通のマークシート方式によるテストです。問題は主に教科書で習うことが中心の構成になっています。試験教科と評価に用いられる割合は以下のようになっています。

2年生 4月

英・数・国の3教科で2割

3年生 4月 英・数・国の3教科で2割
3年生 9月

理系:

英・数・国の3教科が6割+理科が10割

 

文系:

英・数・国の3教科が6割+地理・歴史・公民のうち1科目が10割

日本大学への内部進学のための基準

一応、附属推薦枠があるものの、エスカレーター式に日本大学へ内部進学できるということはありません。結構厳しい基準があります。

1・評定平均

高等学校3年間の内申書の各教科の評定平均は3.5 以上であることが求められます。とはいうものの、各学期に行われる定期テストの内容はほとんどが授業に沿った内容となっており、定期テストについては、授業の内容を理解していれば高得点が取れる内容となっています。

2・日本大学基礎学力到達度テスト

高1—高3まで計4回行われますが、このうち内部進学に関係するのは高2以降の基礎学力到達度テストの成績です。この基礎学力到達度テストの成績は、日本大学に内部進学する場合、自分の希望する学部に行けるかどうかの判定にも用いられます。

もっとも希望する学部へ行けるかどうかに影響するのは、高3の9月に行われるテストで希望学部の基準点を上回っているかどうかです。

内部進学のための基礎学力到達度テストの特徴と対策

基礎学力到達度テストは、定期テストと異なり、大学入試センター試験並みの難易度となっています。難問や奇問があるわけではありませんが、問題量が多く、範囲も広いので、時間配分やスピードが必要になります。

1・英語

大まかには、リスニング、文法、長文読解の3分野で構成されています。長文はかなり時間がかかるので、時間配分とスピードには注意が必要です。

2・国語

知識、評論、小説、古文、漢文の大問5つから構成されています。高3の4月のテストまでは、すべての分野で20点ずつの配点ですが、高3の9月のテストでは、知識が14点、評論が26点、小説20点、古文25点、漢文15点となり、知識と漢文の配分が低く評論と古文の配点が高くなります。ですので、評論と古文に時間を割くのと、重点的に対策をすることです。

3・数学

出題傾向は毎年同じで、文系と理系で範囲が少し異なります。

文系:数1、2、数A・Bから平均的に出題されます。教科書レベルや入試で

   の定番問題が多く数学で高得点を取ると周りと差をつけることができま 

   す。

理系:文系と共通の出題範囲の他に数3からも出題差されます。難易度は標準

   レベルで出題範囲や傾向も決まっていますので、過去問を見て対策をす

   ることで得点源にすることができます。

基礎学力到達度テストについての特徴と対策

  • 時間の割に問題が多く、範囲も広いので、問題をいかにして早く解けるか(スピード)ー 同じ問題でもいかに早く解けるかが重要
  • 時間配分や問題の取捨選択ができるようになることが重要
  • 出題傾向は毎年変わらないので、過去問で傾向になれることが重要
  • 苦手科目を克服するようにすることが重要
  • 英語では長文読解の配点が大きいので、長文読解のスピードも重要

ということになります。

以上を参考に日本大学への内部進学の対策を立てることをお勧めします。

参考URL

https://ms.online-mega.com/shiritsu/nittoitsu/

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/support/information/CO038851/20191015-OYT8T50017/

https://www.nichidai2.ac.jp


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